美術館/博物館一覧
神戸市灘区原田通、王子公園の近くにある兵庫県立美術館の分館。横尾忠則から寄贈・寄託された作品と資料をもとに2012年に開館した。建物は村野藤吾の設計で1982年に竣工した旧県立近代美術館の西館を改修したもので、横尾の作品を多角的に紹介する企画展を開く。
三田市弥生が丘のフラワータウンにある県立の自然史博物館。1992年に設立され、「ひとはく」の通称で親しまれる。「人と自然の共生」をテーマに、丹波地域の恐竜化石やボルネオの熱帯雨林、ナガスクジラの標本などを展示し、研究成果をもとにしたセミナーにも力を入れている。
明石市人丸町、東経135度の日本標準時子午線の真上に1960年に開館した「時と宇宙の博物館」。地上54mの高塔が目印の建物は登録有形文化財で、直径20mのドームのプラネタリウムや時・天文の展示、明石海峡大橋を望む展望室がある。
芦屋市伊勢町に1991年に開館した、美術と歴史の両方を扱う市立館。芦屋ゆかりの美術家を中心とした近代・現代の作品のほか、芦屋の自然や歴史に関わる文化財・考古資料も収集・研究している。庭には洋画家小出楢重のアトリエを復元している。
芦屋市月若町に1988年に開館した私立美術館。昔の携帯用筆記具「矢立」を中心に江戸時代の美術工芸を集めており、約1500点の矢立のうち常時約150点を、広重の「東海道五十三次」や根付・刀装具・煙草入などとあわせて展示している。
伊丹市宮ノ前の「みやのまえ文化の郷」で、柿衞文庫・市立美術館・工芸センター・伊丹郷町館・市立博物館を統合して2022年に開館した総合館。美術・工芸・俳諧俳句・歴史の資料を扱い、酒造りを伝える旧岡田家住宅・酒蔵と旧石橋家住宅も公開している。
加古郡播磨町の国史跡・大中遺跡のそばに2007年に開館した県立の考古学の博物館。県内の発掘調査で出土した資料をもとに、人・環境・社会・交流の4テーマで兵庫の歴史をたどる展示や、遺跡の発掘を疑似体験できる「発掘ひろば」がある。
神戸市北区の有馬温泉にある切手の常設博物館。1871年の郵便創業時に発行された手彫切手をはじめ、日本の普通切手・記念切手を発行年代順に系統立てて収め、郵便配達の道具なども展示する。建物は盛岡市にあった江戸時代の商家の土蔵を移築したもの。
神戸市東灘区住吉山手、六甲山麓の住吉川西岸にある私立美術館。白鶴酒造七代の嘉納治兵衛(鶴翁)が1934年に開いた。中国古代の青銅器や陶磁器、経巻・書画など国宝・重要文化財を含む東洋古美術を所蔵し、新館では中東の絨毯を展示する。本館は開館当時の姿を残す昭和の名建築。
神戸市兵庫区中之島、1868年に兵庫県が誕生した兵庫津の地にある県立の歴史博物館。最初の県庁舎を復元した「初代県庁館」と、映像や体験型の展示で兵庫津の歴史や県の成り立ち、兵庫五国の魅力を伝える「ひょうごはじまり館」の2館からなる。
宝塚市の清荒神清澄寺の境内にある、文人画家富岡鉄斎の作品を専門に扱う美術館。1975年開館の本館「聖光殿」で、寺が半世紀以上かけて集めた晩年の傑作を中心とする絵画・書・器玩・粉本など2,000余点を公開し、2008年開館の別館「史料館」では寺の歴史や什物も紹介する。
たつの市龍野町上霞城、龍野城下町にある市立の歴史資料館。たつの市と揖保川流域の文化財を保存・調査・研究し、龍野藩主脇坂家ゆかりの資料や城下に伝わった雛人形、揖保川流域の産業の歴史などをテーマにした展示を行っている。
豊岡市赤石、国の天然記念物「玄武洞」のふもとにある石の博物館。前身の玄武洞資料館から数えて50年の歴史があり、世界各地の鉱物・宝石・光る石・化石などを触れながら見られるほか、ステゴドンやティラノサウルスの全身骨格、国の伝統的工芸品「豊岡杞柳細工」も紹介する。
西宮市松下町にある私立の博物館。白鷹醸造元の辰馬家に生まれ考古学を学んだ辰馬悦蔵が1976年に設立した。重要文化財を含む銅鐸や縄文土器・土偶・銅鏡などの考古資料と、辰馬家と親交のあった富岡鉄斎の作品を所蔵し、季節ごとに展示を入れ替える。
西宮市西宮浜に1999年に開館した貝類専門の博物館。日本の貝類学の礎を築いた黒田徳米博士の学術資料を核に約10万点の標本を所蔵する。ヨットの帆をイメージした建物は安藤忠雄の設計で、中庭には堀江謙一の「マーメイド4世号」を展示している。
西宮市川添町の西宮市教育文化センター内にある市立の郷土資料館で、「にしはく」の愛称で呼ばれる。市内の遺跡の出土品や指定文化財、昔のくらしの道具など西宮の歴史と民俗に関わる資料を、テーマを替えながら展示している。名塩和紙学習館も運営する。
灘五郷の東部、西宮市鞍掛町にある日本酒と桜の博物館。白鹿の醸造元・辰馬本家酒造が1982年に設立し、明治2年築の旧本蔵を使った「酒蔵館」で県指定文化財の酒造用具を展示する。向かいの「記念館」では酒の歴史資料や、西宮市から寄託された笹部新太郎の桜コレクションを紹介する。
西宮市の武庫川女子大学に附置された大学博物館。1988年から集めてきた江戸後期から平成までの生活用具を中心に、登録有形民俗文化財「武庫川女子大学近代衣生活資料」の和装資料、学院が集めた美術工芸品、学院史資料などを所蔵し、学術研究交流館のギャラリーで展覧会を開く。
姫路市青山の桜山のふもとにある市直営の科学館。地上5階建ての館内に「地球と郷土の自然」「身のまわりの科学」「私たちの宇宙」をテーマにした常設展示室があり、標本や実験装置で科学と自然を体験できる。世界最大級のドームのプラネタリウムも備える。
姫路市山野井町、姫路城の北西にある市立の文学館。播磨ゆかりの作家や学者を顕彰し資料を収集・研究する館として1991年に開館した。安藤忠雄設計の建物の北館に姫路城の歴史と物語や作家たちの作品を紹介する展示室、南館に司馬遼太郎記念室がある。