美術館/博物館一覧
松江市袖師町、宍道湖のほとりに1999年に開館した県立美術館。菊竹清訓の設計で、「水と調和する美術館」を掲げ、湖に沈む夕日を眺められるよう春から夏は日没後まで開く。水を画題とする絵画や島根ゆかりの美術、約1,600点に及ぶ葛飾北斎の作品を所蔵する。
出雲市大社町、出雲大社の東隣に2007年に開館した県立の歴史博物館。出雲大社境内で見つかった宇豆柱や、大量に出土した弥生時代の青銅器などを展示し、出雲の神話と島根の歴史を紹介する。改修のための休館を経て2026年10月に再開した。
出雲市平田町にある市立の記念館。代々松江藩主の本陣宿を務めた旧家・本木佐家の屋敷を、殿様の寝所や枯山水の庭園ごと移築している。展示館では木佐家伝来の美術品や内外の工芸品、地域の民具、郷土芸術「一式飾り」を紹介する。
出雲市浜町にある、出雲地方の伝統文化を伝える施設。1991年開館。築地松に囲まれた敷地に、出雲平野の大地主・江角家の母屋と長屋門、庭園を移築し、松平不昧公ゆかりの茶室「独楽庵」や文化財・美術品の展示施設を備えている。
出雲市大津町にある市立の遺跡博物館。2010年開館。弥生時代の四隅突出型墳丘墓が集まる国史跡・西谷墳墓群の隣にあり、出土したガラスの勾玉や朱の副葬品、出雲王の葬儀を復元したジオラマなどを展示する。市内の埋蔵文化財調査の拠点も兼ねる。
出雲市天神町にある私立美術館。2004年開館。地元の企業人が集めた楠本宗平や横山大観らの日本画、楽山焼・布志名焼など郷土の陶芸、彫刻、書画を収蔵する。樹齢1300年の欅をはじめとする巨大な古木群を常設展示し、触れて楽しめるのも特色。
出雲大社にほど近い出雲市大社町の美術館。1993年開館。造り酒屋で御用宿も務めた手錢家に伝わる書画や屏風、刀剣、古文書など500点超を収蔵する。江戸時代の米蔵と酒蔵を改装した展示室で、楽山焼・布志名焼など出雲の工芸を常時展示している。
奥出雲町大谷にある、たたら製鉄の鉄師・絲原家の歴史を伝える資料館。1980年開館。たたらの可動模型や用具、松江藩主からの拝領品、茶道具や円山四条派の絵画など家伝の美術工芸品、民俗資料を展示する。国登録有形文化財の住宅と庭園も公開している。
奥出雲町佐白にある「宇宙の進化と生命の歴史」をテーマにした自然史博物館。メガネの三城創業者の出身地に建ち、2代目が集めた化石コレクションをもとに恐竜の骨格や古生物の化石を展示する。館内に宿泊施設を備え、宿泊者向けの夜間見学も行う。
奥出雲町上阿井にある歴史資料館。松江藩の鉄師頭取を務めた櫻井家に江戸期から伝わる、たたら製鉄の道具や民俗資料、藩主お成りの際の掛軸・床飾り、明治期に逗留した南画家・田能村直入の作品などを展示する。隣接する重要文化財の櫻井家住宅と庭園も公開。
浜田市野原町にある市立の美術館で、1996年に開館した。子どもを主な対象とし、現代アートなどを紹介する企画展と、作品を見たあとに自分で作る創作活動を二本柱に据え、国内外の子どもの作品も紹介している。
浜田市三隅町にある市立美術館。同町出身の日本画家・石本正が故郷へ作品を寄贈したことを機に2000年に開館し、その日本画や素描を収蔵・展示する。寺院や中世の教会を思わせる建物で、画家が描いた牡丹などを植えた庭もある。
益田市有明町の県立美術館。いわみ芸術劇場とともに、石州瓦の屋根が特徴の島根県芸術文化センター「グラントワ」を構成し、2005年に開館した。森鴎外ゆかりの美術家、石見の美術、ファッションなどを収集し、4つの展示室で紹介する。
松江市八雲町東岩坂にある記念館。出雲民藝紙を生み、雁皮紙の技で重要無形文化財保持者に認定された紙漉き職人・安部榮四郎が、生涯に集めた和紙の資料や民芸品を保存・公開するため1983年に自ら設立した。
松江市北堀町、武家屋敷が残る塩見縄手の一角にある美術館。たたら製鉄で知られた田部家に伝わった品を元に1979年に開館し、松平不昧ゆかりの茶道具や楽山焼・布志名焼など出雲の工芸を紹介する。建物は菊竹清訓の設計。
松江市殿町、松江城の東隣で、江戸時代に家老屋敷が並んでいた場所にある市の歴史博物館。武家屋敷を思わせる和風の建物で、城下町松江の成り立ちや藩政、人々の暮らしを資料や模型、映像で紹介する。
安来市古川町の私立美術館。地元出身の実業家・足立全康が1970年に創設し、横山大観を中心とする近代日本画の収集と、四季の景色を見せる広大な日本庭園で知られる。北大路魯山人の陶芸や現代日本画、童画も展示する。
安来市広瀬町布部、飯梨川沿いの山あいにある市立美術館で、1996年に開館した。画家・加納莞蕾の作品と、戦後のフィリピン戦犯助命嘆願に関する資料を柱に、古備前を含む備前焼や茶陶、地元ゆかりの作家の作品を収蔵する。
出雲市大社町杵築東、出雲大社の境内にある宝物殿。1981年に菊竹清訓の設計で建てられ、平成の大遷宮を記念した改修を経て2017年に神祜殿として再開した。境内から出土した古代本殿の心御柱や、社に伝わる宝物を展示する。
大田市三瓶町、三瓶山のふもとにある県立の自然系博物館で、1991年に開館した。火山としての三瓶山の成り立ちや島根の動植物、日本海側の大地の歴史を標本で紹介し、縄文時代の埋没林から掘り出したスギの巨木も展示する。プラネタリウムと天文台も備える。